東京は連日、注意報が出るほどの暑さです。
熱中症予防には、水分補給は欠かせません、
しかし、汗の中には塩分や糖分も含まれますので、
熱中症予防の水分補給として、日本スポーツ協会では、0.1~0.2%の食塩(ナトリウム40~80mg/100ml )と糖質を含んだ飲料を推奨しています。
特に1時間以上運動をする時は4~8%の糖質を含んだものを摂取しましょう。
ということも踏まえまして・・・
本日は、お水を飲む必要性、メリットをお伝えしていきます。
①目や口、鼻腔に潤いを与える
水分は私たちの身体の中で粘膜となり、
各器官の働きが鈍るのを防いでいます。
例えば、鼻や喉の粘膜が乾燥すると、繊毛の働きが弱まり、風邪やインフルエンザのウイルス・花粉などを防ぐことができなくなります。
さらに体内に侵入してきたウイルスなどを、排出するための痰や鼻水も減少させてしまいます。
このように水分が足りなくなることで、外敵の侵入を防ぐために身体が備えている二重ブロックが2つとも機能しなくなります。
②体内に栄養と酸素を運ぶ
体内に取り込まれた酸素や栄養は、血液を通じて身体の隅々にまで運ばれていきます。
その際、スムーズに運べるようにサポートするのが血液中の水分です。
水分不足で血液濃度が上がりドロドロの状態になると、血液がスムーズに循環できなくなり、せっかく摂った栄養も必要な所にまで届かなくなってしまいます。
更に、血液の流れが悪くなると、運べる酸素の量も減ってしまいます。酸素不足は集中力や記憶力の低下を招きます。
他にも血液の流れが悪いと、冷え性や肩こりを引き起こしたり、ダイエットに失敗しやすくなったりします。
③老廃物を体外に出す
「たくさん水を飲むとトイレが近くなるから控えている」という事を聞くことがありますが、水を飲むのはトイレに行くためです。
もちろんたくさん飲めばいいというわけではありませんが、既にご存知の方も多いと思いますが、体内の60%は水分です。
体内にある水分は、常に新しいものへと入れ替えていかなくてはいけませんが、口にした水が身体の外に排出されるまで、1ヶ月ほどかかると言われています。
古くなった体内の水分が入れ替わらないと血液の製造が滞りますし、代謝は落ち、肌のハリやしなやかさも衰えていきます。
たまにする運動などで出る汗も、匂いがキツくなったりします。
④肌に水分を保ち、みずみずしい肌に
身体の一番外側にある肌は、栄養や水分が最後に届くところです。
もし、肌の張りやしなやかさを失っているとしたら、それは1日に必要な水分が取れておらず、身体の表面まで水分が行き届いていないのかもしれません。
接種した栄養や水は、生命維持に関わる器官に対して優先的に届けられます。
肌は、優先順位がそれほど高くない部分で、栄養や水分の補給がどうしても後回しにされてしまいます。
⑤血液やリンパの流れをスムーズに
血液は水分と栄養で構成されています。栄養を摂らなくてはいけないことは普段から意識していると思いますが、もうひとつの材料の水分は軽視されがちです。
お菓子などで糖分を多く摂取する生活をしている人は、血液はドロドロになりやすく、代謝も下がってしまいます。その結果、低体温になり手足が冷えやすくなります。
また、水分不足は身体中を駆け巡っているリンパの流れも滞らせてしまいます。リンパは老廃物を流す大事な役目をしていますから、水分不足でリンパがきちんと流れないと老廃物が溜まり免疫力が落ちてしまいます。
お茶やコーヒーは利尿作用により、接種した水分以上に、水分が体外に排出されてしまうことがありますので、
それぞれの特性を認識し、飲み物を選ぶことをお勧めいたします。
生きるためにも、美容のためにも、欠かせない水分ですが、水を飲むということが当たり前すぎて考えもしなかったり、忙しさに埋もれてついつい忘れてしまいますが、
改めて、起きたら1杯、トイレに行くたびにまた1杯、と、簡単にルールを決めてみて、日常の中で優先的に取り入れていってみてもいいかもしれませんね。
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