東京では、昨日、春一番が吹き。
最高気温も20度近くになり、いよいよ冬が終わり、春がやってくる。
という感じです。
この陽気でいつも以上に日中眠くなる、そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか?
さて、今回のテーマは「お昼ご飯の後に眠くなっていませんか?」です。
お客様の中でも
「お昼ご飯を食べると午後が集中できないから食べないんだよね」
という方もいらっしゃいます。
では、なぜ、お昼ご飯を食べると眠くなるのか。
その理由は
・血糖値が急激に低下するから
です。
■なぜ、お昼ご飯をたべると血糖値が急激に低下するのか…
基本的に…
・食事によって一時的に血糖値は上昇します。
人間は常に体のバランスを保とうとする働き(ホメオスタシス)がありますので
・上昇した血糖値を下げようとします。
この
・血糖値の下がり方が大きいほど眠くなるのです。
因みに、この血糖値の急低下による影響は
・眠気
だけでなく
・倦怠感
・集中力低下
等にも起因します。
■ポイントは「急低下」
血糖値の低下が急であればあるほど、「眠気」「倦怠感」「集中力低下」に襲われます。
即ち、食事内容や食事のとり方で「急低下」させないことで、これらを防ぐことができます。
■血糖値の急低下を防ぐ食事
①GI値の低いものから食べる
血糖値の上昇度合いを示した「GI値」というものがあります。
以下表の場合「40~50以下」を食べるようにする。
どうしても、パン屋ご飯を食べたい場合は
野菜や豆、肉などである程度お腹を満たしてから食べると良いです。
※空腹時にGI値の高いものを一気に食べることで血糖値は急上昇します。
↓↓以下例↓↓
100 ブドウ糖
90~100 食パン、ベークドポテト、チョコレート
80~90 白米、ロールパン、じゃがいも、うどん、人参
70~80 赤飯、コーンフレーク、とうもろこし、山芋
60~70 パスタ、かぼちゃ、アイスクリーム、バナナ、栗
50~60 玄米、ライ麦パン、そば、さつまいも、蒲鉾、
40~50 うずら豆、グリーンピース、煮豆、肉類、魚類
30~40 トマト、ヨーグルト、りんご
20~30 大豆、椎茸、ブラックチョコレート、牛乳、バター、卵、蒟蒻
10~20 緑黄色野菜、きのこ、海藻
↑↑以上↑↑
②食べる前にビターチョコを食べる
食事の30分ほど前に、カカオ70%以上のチョコを食べることで、
空腹が和らぎ血糖値の上昇を抑えられます。
③よく噛んでゆっくり食べ、腹8分にする
■まとめ
何事も大切なことは「バランス」です。
「糖質が悪い」のではなく、糖質過多は良くありません。
毎食
・糖質(炭水化物・食物繊維)
・脂質(オリーブオイル、フィッシュオイル、植物性のオイルなど)
・たんぱく質
のバランスを意識して摂ることをお勧めしています。
理想のバランスについて細かくいうと難しいので、
当ジムでは
1食全体を「重さ」でイメージして頂いています。
例えば、お弁当1つの重さを10だとしたら
・糖質…3
・脂質…2
・たんぱく質…5
くらいの「重さのバランス」で考えて頂くと良いです。
因みに、
・牛丼
・ラーメン
などを食べたい場合は、
・牛丼…ご飯を少なめにしてなるべく最後に食べ、サラダを注文し、牛を多めに
・ラーメン…麺を少なめにしてなるべく最後に食べる(※なので固めで注文)、お野菜やゆで卵、チャーシューを大量に追加
とすると良い感じになります!
食事は人間にとって「ただのエネルギー補給」ではさみしいので、
上記を理解したうえで、工夫をして「楽しい食生活」を作り上げるのも楽しいですよ。
因みに、
・血糖値が急上昇する食べ方は、脂肪を溜めやすい食事方法でもあります。
ですの、
・眠くなる食べ方は太りやすい食べ方
とも言えます。
=========
当ジムは、ただ痩せるのではなく、
数年後も理想の体型で健康に動ける体を目指し、
お客様に合った「食事」「運動」「睡眠」を提案させていただいております。
表参道・六本木・の大人のためのパーソナルトレーニングプライベートジム
MMM(トリプルエム)